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論文

Re/Os constraint on the time variability of the fine-structure constant

藤井 保憲*; 岩本 昭

Physical Review Letters, 91(26), p.261101_1 - 261101_4, 2003/12

 被引用回数:41 パーセンタイル:82.49(Physics, Multidisciplinary)

われわれは鉄隕石の年代測定より決まる$$^{187}$$Reから$$^{187}$$Osへの崩壊に対するアイソクローン係数の精度は、そのままでは崩壊定数の時間依存性を束縛することにはならず、それゆえ微細構造定数を束縛することにもならないということを議論する。この観点から、オクロからくる束縛とQSOの吸収線の結果に関する幾つかの解析を再度吟味する。

論文

原子核物理からわかること; オクロ現象

岩本 昭

数理科学, (465), p.10 - 17, 2002/03

本解説記事は、雑誌「数理科学」における特集「物理定数のプロフィール」に掲載予定の依頼原稿である。ここで議論するのは、電弱相互作用や強い相互作用の強さが宇宙の加齢とともに変化する可能性を、原子核物理の観点から調べる試みである。この試みとして、長半減期の$$beta$$崩壊核種の検討やビッグバン時点や星の中での元素合成過程の検討があげられるが、その中でも最も高い精度での議論ができる、オクロ天然原子炉での核分裂生成物のデータを用いた方法を詳細に述べる。主としてSmアイソトープの解析を通して、オクロ原子炉が動いていた約20億年前の中性子共鳴準位のエネルギーが決定でき、それを用いてこの20億年間での電磁相互作用及び強い相互作用の強度変化を議論する。結論として、これら相互作用定数が現在の値から変わり得る上限値として、ほかのすべての方法によるものより小さい値を与えることを解説する。

論文

The Nuclear interaction at Oklo 2 billion years ago

藤井 保憲*; 岩本 昭; 深堀 智生; 大貫 敏彦; 中川 正幸; 日高 洋*; 大浦 泰嗣*; M$"o$ller, P.*

Nuclear Physics B, 573(1-2), p.377 - 401, 2000/05

 被引用回数:191 パーセンタイル:97.63(Physics, Particles & Fields)

20億年前に稼働していたガボン共和国オクロ地区での天然原子炉炉心でのサマリウムアイソトープの異常なアイソトープ比より、基本相互作用の結合定数の時間依存性を議論したSlyakhterの仕事を詳細に検討した。われわれは地中深くの汚染されていない最近得られたサンプルを注意深く選び、また炉心での温度の評価を注意して行った。その結果得られた結論は、Slyakhterが行った簡単な解析をほぼ再確認した。すなわち強い相互作用と電磁的相互作用の結合定数の時間依存性に関してその相対的な変化率は各々1年あたり10$$^{-18}$$-10$$^{-19}$$と10$$^{-17}$$である。サマリウムのアイソトープ比より得られた結論を補強するため、外部からの汚染の影響を考慮しつつガドリウムのアイソトープについての評価を初めて行い、サマリウムと矛盾しない結論を得た。

論文

オクロウラン鉱床におけるナチュラルアナログ研究

大貫 敏彦; 磯部 博志; 日高 洋*

放射性廃棄物研究, 2(1-2), p.145 - 151, 1996/02

ナチュラルアナログ研究サイトとしては理想的なものの一つであると考えられているオクロウラン鉱床は、20億年もの長期間にわたって核分裂生成核種を保存してきた。核分裂生成核種を含む元素の同位体分析から、オクロ鉱床の原子炉としての性質、及び核分裂生成核種とTRUの挙動について検討されている。本報告では、最近得られた、核分裂生成核種、ウラン及びプルトニウムの移行挙動について紹介するとともに、地層処分の安全評価への適用について検討した。

論文

ウラン二次鉱物の形成

磯部 博志

鉱物学雑誌, 24(3), p.179 - 186, 1995/07

ウランは、地球表層での地球化学的条件に応じて非常に多種類の二次鉱物を形成する。ウラン二次鉱物の形成過程を解明することにより、地質環境下での物質移動を司る基礎過程について、より正確な理解が得られるであろう。本稿では、ウラニルイオンの地球化学及びウラン鉱物の結晶化学について概観する。次いで、還元的な環境下でウラン鉱物の変質が起こっている、オクロ鉱床とシガーレイク鉱床、さらに、酸化的な環境下で種々の二次鉱物が形成され、ウラン移行挙動の研究が行われているシンコロブウェ、クンガラ鉱床において見られるウラン二次鉱物について紹介する。

論文

Uranium redistribution under oxidizing conditions in Oklo natural reactor zone 2, Gabon

磯部 博志; 大貫 敏彦; 村上 隆*; F.G.Lafaye*

Materials Research Society Symposium Proceedings, Vol.353, 0, p.1211 - 1218, 1995/00

アフリカ,ガボンのオクロ地域は、世界で唯一天然で核分裂連鎖反応が起こったウラン鉱床の存在で知られている。原子炉ゾーンのうちのいくつかは地表から浅い位置にあり、風化に伴う酸化を受けている。オクロ鉱床は核分裂生成物を含む核種の移行挙動を理解するために重要なナチュラルアナログ研究サイトである。今回、オクロの原子炉ゾーン2の試料について、酸化に伴う生成物とウランの分布の関係について調べた。原子炉炉心ゾーン近傍の主に雲母から成る層では、雲母中で独立した粒子状を示す物と、それらを横切る脈状の2種類の酸化鉄鉱物が観察された。これらには、結晶度、ウラン量などに違いが見られ、生成時の地下水組成などに違いがあったと思われる。また、酸化チタンや硫化鉄の周囲にもウラン鉱物が存在し、これらの鉱物による局部的な効果がウランの固定に影響を与えていることが観察された。

報告書

生活環境の放射性核種

上野 馨*; 星 三千男

JAERI-M 93-161, 25 Pages, 1993/09

JAERI-M-93-161.pdf:0.67MB

生活環境には、さまざまな放射性核種が存在する。このような放射性核種に関する授業は、原子力の置かれている状況を正しく把握するために役立つと考え、原子力総合研修センター原子炉研修部門で実施している一般過程において、生活環境の放射性核種というタイトルで講義が行われてきた。1993年、カリキュラムの改定により、この講義が発展的に解消したため、使用してきたテキストをもとに本報告が作成されたものである。内容は生活環境に見られる天然及び人工の放射性核種の由来とその濃度などである。

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